リスキリング補助金対象の動画編集スクール5選！受給要件や対象者

動画編集スクールを探している人は、出来るだけ安く受講できるように補助金対象のスクールを検討しているでしょう。

しかしリスキリング対象のスクールは政府が認可する必要があり、数は多くありません。

今回はリスキリング補助金の仕組みや受給要件・対象者について解説しながら、おすすめの動画編集スクールを紹介していきます。

リスキリング補助金対象の動画編集スクール5選！受講費用・サポート内容を比較

DMM WEBCAMP 最大56万円割引8日間返金保証/マンツーマン/Adobe製品2ヶ月無料

DMM WEBCAMP 動画編集コースの基本情報｜費用・受講期間・形式・案件獲得保証・特徴

DMM WEBCAMP 動画編集コースは採用率20%前後の現役プロクリエイターが講師を担当しており、受講完了率が97%と高いスクールです。

経産省が認可したリスキリング補助金対象のため受講料が最大で、70%（56万円）割引になり安いスクールを探している方におすすめです。

週2回のマンツーマンサポートがあり、知識がゼロからでも通えるカリキュラムです。副業案件の獲得サポートにも力を入れており、副業カリキュラム・無制限チャットなど充実した内容です。

またAdobe コンプリートプランが2ヶ月無料で使い放題の特典もついているため、価格を抑えて受講ができます。

DMM WEBCAMP 動画編集コースのメリット・特徴

DMM WEBCAMP 動画編集コースの最大のメリットは、未経験でも基礎から高度な編集技術まで体系的に学べるカリキュラムが用意されていることです。

オンライン完結型のため、通学の手間なく全国どこからでも受講でき、特に社会人や主婦など忙しい方に最適です。また、現役プロ講師による丁寧なマンツーマンサポートが受けられ、動画制作の基礎だけでなく、実務に活かせるスキルまで身につきます。

さらに、Adobe Premiere ProやAfter Effectsといったプロ仕様のソフトウェアを中心に実践的に学べるため、副業や転職にも直結します。質問や添削対応も充実しているため、初心者でも挫折しにくく安心して学習を継続できるのが特徴です。

DMM WEBCAMP 動画編集コースの口コミ・卒業後の進路

DMM WEBCAMP 動画編集コースを受講した卒業生の口コミとして、「カリキュラムが体系的で初心者でも分かりやすかった」「講師の添削が的確で実践力がついた」と好評価が多く見られます。

卒業後の進路については、多くの受講生が副業での動画編集案件を獲得し、月収数万円～10万円程度の副収入を実現しています。また、一部の卒業生はフリーランスとして独立し、安定した収入を得ているケースもあります。

ただし、「卒業直後は単価が低い案件が多く、高収入を得るまでに時間がかかる」という声もあり、収入の安定には一定の実務経験と努力が必要であることを理解した上で受講を検討することが重要です。

DMM WEBCAMP 動画編集コースのデメリット・注意点

DMM WEBCAMP 動画編集コースのデメリットとして挙げられるのは、オンライン型ゆえに自己管理能力が求められる点です。モチベーション維持や進捗管理が苦手な方は学習が長期化したり、途中で挫折してしまう可能性もあります。

また、受講費用が比較的高額（約20万円〜30万円前後）であるため、事前に十分な資金準備が必要です。さらに、卒業後に案件を獲得するためには、自身で積極的な営業活動やポートフォリオ作成が求められます。

スクールから必ず案件が保証されるわけではないため、「卒業すれば自然に収入が得られる」と安易に考えるのは禁物です。受講前に明確な目的意識を持ち、事前に計画的な学習や営業の準備をしておくことが重要です。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG 最大56万円割引/現役クリエイターがマンツーマン

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの基本情報｜費用・受講期間・形式・案件獲得保証・特徴

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGはWeb制作会社LIGが運営する動画編集スクールです。デジハリは国が認可したリスキリング補助金対象になっているため、最大70%・56万円がキャッシュバックになるため、お得に学習ができます。

動画クリエイターとしての基本的なツールの使い方や編集スキル・さまざまな課題に取り組み、プロからフィードバック・添削をもらうことで実践的なスキルが身につきます。

未経験からの参加も可能で9万人以上が受講をしており副業やフリーランスとしての排出実績も豊富で、動画編集だけでなく企画やシナリオライティング・マーケティングまで学習ができます。

副業案件獲得のサポートもあり、LIGのYoutubeチャンネルの編集業務・副業案件獲得のための営業セミナー・外部企業と連携したクライアントワーク案件など、実践的なカリキュラムが盛り込まれています。

また現役クリエイターによるライブ授業や直接フィードバックがもらえる実践講義などもあり、転職やフリーランスを本気で目指す方におすすめです。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのメリット・特徴・強み

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの特徴は、Web制作会社LIGが運営する実践的なカリキュラムである点です。動画編集だけでなくWebデザインやマーケティング視点を取り入れた講座が展開されているため、多彩なスキルを同時に習得できます。

講師は現役のクリエイターやマーケターが中心で、リアルな現場感覚や最新トレンドに即した内容を学べるのが強みです。また、オンラインと通学を自由に選択でき、校舎もクリエイティブな雰囲気で学習モチベーションが維持しやすい環境となっています。

卒業後のサポートも手厚く、副業やフリーランス活動のための案件獲得支援や就職・転職サポートが充実しており、スキル習得からキャリア支援まで一貫した強力なバックアップ体制があります。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの口コミ・卒業後の進路

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの卒業生は、副業としての動画編集案件獲得や、Webデザイナーや動画クリエイターとして企業への転職など、幅広く活躍しています。

実際の口コミでは「実践的でリアルな現場スキルが身についた」「講師が現役クリエイターで、具体的なアドバイスが的確だった」と高評価です。

また、「卒業後に副業案件をスムーズに受注でき、フリーランス活動が安定した」といった声も多く、副業やフリーランスへの進路が特に人気です。

ただし一部には「実務経験を積むまでは案件単価が低かった」「スキル習得だけでなく営業活動や自己PRが重要」という声もあり、卒業後の積極的な行動や継続的な努力が成功の鍵となります。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのデメリット・注意点

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのデメリットとして、費用が比較的高額（30万円〜40万円程度）であることが挙げられます。そのため、費用対効果をよく考え、自分の目的に合ったコースであるか慎重に検討する必要があります。

また、通学を希望する場合は校舎が限られており、住んでいる地域によっては通学に不便なケースもあります。オンライン受講の場合は、自律的に学習計画を立てて実行する自己管理能力が必要となり、モチベーション管理が苦手な方には向かない場合があります。

さらに、卒業後に案件や就職先を確保するためには、自ら積極的に営業活動を行う必要があり、受け身でいると十分な成果が得られない可能性がある点も注意すべきポイントです。

インターネット・アカデミー 最大64万円割引/現役プロ講師が指導/月額約4,900円〜

インターネット・アカデミー 動画編集講座の基本情報｜費用・受講期間・形式・案件獲得保証・特徴

インターネット・アカデミー 動画編集講座はAdobe Premiere Proの基本操作から、高度な編集テクニックまで実践演習を通してYoutubeやSNS広告などさまざまな動画に関われます。

インターネット・アカデミーは政府が認定しているリスキリング補助金の対象にもなっているため、最大受講料が80%OFFになることもあるため、まずは無料カウンセリングに申し込んで見ましょう。

コースとしてはフリーランスとして独立を目指す方や副業で動画編集を始めたい方など、幅広い方におすすめの講座です。

また受講形式もライブ授業・マンツーマン・オンデマンドなど3つのタイプから選べるので、柔軟なスクールを探している方に向いてます。

スクール名	インターネット・アカデミー 動画編集講座
費用	受講料：203,280円 月額：約4,900円〜
受講期間	8回（目安16〜32時間）
受講形式	オンライン
案件獲得保証	なし
マンツーマン	あり
サポート	24時間チャットサポート/
動画編集ソフト	Adobe Premiere Pro
目的	副業/フリーランス/転職・就職

インターネット・アカデミー 動画編集講座のメリット・特徴

インターネット・アカデミー 動画編集講座は、特に未経験者におすすめのスクールで、初心者でも安心して学習できる体系的なカリキュラムが整っています。

通学型とオンライン型の両方に対応しており、ライフスタイルに合わせた柔軟な受講が可能です。特徴として、講師陣は全員現役の動画クリエイターやWeb制作のプロフェッショナルであり、実際の現場で役立つ最新技術やノウハウを学べます。

また、Adobe Premiere ProやAfter Effectsなどの実践的な編集ツールを中心に、YouTube編集やWebコンテンツ制作に特化した実務的なカリキュラムを提供しています。卒業後もキャリアサポートや案件獲得サポートが充実しており、副業や就職・転職にも有利です。

インターネット・アカデミー 動画編集講座の口コミ・卒業後の進路

インターネット・アカデミー 動画編集講座の卒業生は、主に副業で動画編集の仕事を受注したり、映像制作会社への転職、フリーランスとして独立するなど幅広く活躍しています。

口コミでは、「講師が現役クリエイターなのでリアルな現場の話が聞けて勉強になった」「卒業後も案件紹介や転職サポートが手厚かった」といった良い評価が多くあります。

特に、副業として安定して月数万円〜10万円程度の収入を得られるようになったという声が多く、副業を目的とした初心者の満足度が高いです。ただし、「受講後すぐに大きな収益を得るのは難しく、一定の経験や努力が必要」という意見もあり、卒業後の継続的な努力が求められます。

インターネット・アカデミー 動画編集講座のデメリット・注意点

インターネット・アカデミー 動画編集講座のデメリットとしては、受講費用が比較的高額（20万円前後）である点が挙げられます。初心者にとっては大きな自己投資となるため、費用対効果をよく考え、事前に資金準備を行う必要があります。

また、通学型を選択する場合、通学時間や交通費の負担も考慮が必要です。オンライン型の場合は自己管理能力が求められ、モチベーション維持やスケジュール管理が苦手な方には向かない可能性があります。

さらに、卒業後の案件獲得についても必ず保証されるわけではなく、積極的な自己PRや営業活動が必要です。安易に「受講後すぐに稼げる」と考えるのではなく、自分の努力次第で結果が左右されることを理解しておきましょう。

ヒューマンアカデミー 最大70%割引/月額3,600円〜/質問無制限/専任カウンセラー制

ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座の基本情報｜費用・受講期間・形式・案件獲得保証・特徴

ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座は政府が認可したリスキリング補助金対象スクールで、対象者は受講料が最大70%割引になります。

現役動画クリエイターが監修した学習コンテンツや実践的なスキルを身につけるために、ポートフォリオ作成を行いプロ講師が添削・フィードバックを行なってくれます。

また専任カウンセラーが受講前から付くため挫折せずに講義に取り組むことができ、就職や転職サポートも求人紹介・履歴書の添削・面接対策も実施してくれます。

リスキリング補助金だけでなく教育訓練給付制度の対象コースになっているため、受講料の20%が支給され費用を抑えて受講ができます。オンライン・通学のどちらも選ぶことができ、自分にあった学習方法で動画編集を学べます。

ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座のメリット・特徴

ヒューマンアカデミーの動画クリエイター講座は、通学とオンラインを選択でき、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に学習できるのが大きなメリットです。

特徴として、未経験でも基礎から実務レベルのスキルまで体系的に学べるカリキュラムが整っています。また、講師は現役の動画クリエイターが担当しているため、最新の業界動向や実務に直結する知識をリアルタイムで習得できます。

さらにAdobe Premiere ProやAfter Effectsといった実践的な編集ツールを徹底して習得できるだけでなく、動画企画やディレクションスキルまでカバーしており、副業やフリーランス、就職にも直結する実践的な講座内容が充実しています。

ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座の口コミ・卒業後の進路

ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座の卒業生は、副業やフリーランスとして動画編集案件を獲得したり、映像制作会社への転職に成功しているケースが多くあります。

口コミでは「基礎から実務まで幅広く学べたので自信を持って案件を受けられた」「講師の指導が親切でわかりやすく、初心者でも安心して学べた」との評価が目立ちます。

特にキャリア支援が充実しており、卒業後の転職サポートや副業案件の獲得に役立つノウハウが学べる点が好評です。

ただし、一部では「受講後すぐに稼げるわけではなく、経験を積む期間が必要だった」という声もあり、即収入を期待するのではなく、段階的にスキルを伸ばしていく姿勢が重要となります。

ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座のデメリット・注意点

ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座のデメリットは、比較的受講料が高額（30万円〜40万円前後）であることです。事前に費用対効果をしっかり検討し、自分の目的や予算に合っているかを十分確認する必要があります。

また通学型の場合は通学時間や交通費の負担が発生するため、時間や費用の面で負担が大きくなる場合があります。

さらに、就職や副業支援が充実しているとはいえ、自動的に案件や仕事が得られるわけではなく、卒業後には自分自身で積極的に営業活動や自己PRを行う必要があります。

特に初心者の場合は、受講後に安定的な収入を得るまでに一定期間の実務経験や営業活動が必要になる点に注意が必要です。

SHElikes 最大70%&35万円割引/動画編集スキル以外も学べる女性向け月額制スクール

SHElikes（シーライクス）｜費用・受講期間・形式・案件獲得保証・特徴

SHElikes（シーライクス）は女性向けに特化した45以上の職種スキルに対応し、月額制で学び放題の動画編集スクールです。

経済産業省が認可したリスキリング補助金対象のため、最大で35万円（50%）がキャッシュバックされるので、安く受講したい方におすすめです。

カリキュラムではSNS動画制作やYoutube編集があり、他にもWebデザインやマーケティング・ライティングといった周辺スキルを身に着けれるのが強みです。

しっかりとスキルを身に着けた方には案件紹介も行っており、1万件以上の案件紹介を行っています。また期間によっては無料体験レッスンの参加でMacBook Proも抽選でプレゼントしています。

SHElikes（シーライクス）のメリット・特徴

SHElikes（シーライクス）は、女性限定のオンラインキャリアスクールであり、動画編集をはじめ、Webデザインやライティング、マーケティングなど幅広いスキルを定額で学べるのが大きな特徴です。

特に、多彩なコースを自由に受講できるため、複数のスキルを身につけ、副業やフリーランスを目指す女性に最適な環境となっています。

また、オンラインコミュニティが非常に活発であり、受講生同士の交流や情報交換がしやすく、モチベーション維持にも役立っています。

さらに、定期的なイベントやキャリア支援の仕組みも充実しており、スキルだけでなく自己実現やキャリアアップを目指す女性にとって、非常にメリットの多いスクールです。

SHElikes（シーライクス）の口コミ・卒業後の進路

SHElikes卒業生は副業で収入を得たり、フリーランスとして独立しているケースが多く見られます。

特に口コミでは、「幅広いジャンルのコースを受けられるため、自分に合ったスキルを見つけやすかった」「仲間と励まし合えるコミュニティがあるため、最後まで挫折せずに学べた」といった良い評価が多いです。

卒業後は動画編集やWebデザイン、SNS運用など複数のスキルを組み合わせて副業をスタートし、月数万円〜数十万円を得るようになった方も少なくありません。

ただし、「卒業後すぐに高収入を得るのは難しく、実績作りや営業活動が必要だった」という現実的な口コミもあり、卒業後の自発的な行動や継続的な努力が重要になることも理解しておく必要があります。

SHElikes（シーライクス）のデメリット・注意点

SHElikesのデメリットは、月額制で多くのコースを自由に受講できる分、自己管理やモチベーション維持が苦手な方には不向きな点です。特に、明確な目標や期限を自分で決めて取り組まないと、受講期間が長引き、結果的に費用が高くなる恐れがあります。

また定額制で複数コースを受講できる一方で、ひとつひとつのコースの内容は比較的基礎的なため、高度な専門スキルを深く学びたい場合には物足りなさを感じる可能性もあります。

さらに、女性限定のため、男性や幅広い層との交流ができないという点もデメリットとして考えられます。受講前に、自分の目標や学習スタイルに合致しているか慎重に確認しましょう。

リスキリング補助金の制度とは？3つの支援内容を解説

キャリアコンサルタントとの相談（無料）

リスキリング補助金制度では、専門のキャリアコンサルタントによる無料の相談サポートを提供しています。

具体的には、自身のキャリアプランに合わせてどのスキルを身につけるべきか、どのようなスクールや講座を選ぶと効果的かを専門家の視点でアドバイスしてもらえます。

「自分の強みがわからない」「転職に有利なスキルを知りたい」といった悩みも相談可能で、受講前からキャリアの方向性を明確にできる点がメリットです。

また、受講中や受講後にも継続して相談できる体制が整っているため、確実なスキル習得とキャリア形成に向けて安心して学習に取り組むことができます。

受講料が最大70%・最大56万円安くなる

リスキリング補助金制度の最大のメリットは、受講料の大幅な軽減が可能な点です。

専門実践教育訓練給付金と同様に、受講費用の最大70%（年間上限56万円）までを国が負担してくれるため、自己負担を大幅に軽減し、実質的な費用負担を最小限に抑えてスキルアップが可能になります。

さらに、修了後の資格取得や転職成功といった一定の成果がある場合には追加で20％の給付が受けられるため、最大90％が支給されるケースもあります。

高額な講座でも費用負担を気にせず受講できるため、キャリアチェンジや年収アップを目指す方に最適な制度です。

受講後は転職支援も行ってくれる

リスキリング補助金の特徴として、受講後の転職支援サポートが充実している点も挙げられます。

専門家によるキャリア相談を受けながら、受講で身につけたスキルを最大限活かせる就職先や転職先を紹介してもらえるため、受講後にスムーズにキャリアアップや転職を実現できます。

また、履歴書・職務経歴書作成のサポート、模擬面接、求人企業のマッチングなど具体的な支援を受けられるため、転職成功率も大きく高まります。

スキルアップだけでなく、その後のキャリア形成まで一貫してサポートを受けられるのが、この制度の大きな魅力です。

リスキリング補助金は受講・就職の2段階

対象講座の修了後に最大50%・上限40万円の補助金を支給

リスキリング補助金は、WebマーケティングやITスキルなどの対象講座を受講し、無事に修了した段階で受講費用の最大50％（上限40万円）が補助される仕組みです。

たとえば受講料が80万円の講座を修了した場合、受講後すぐに最大40万円の支給を受けられます。

支給のためには、対象講座を最後まで受講し修了証明書を提出する必要があり、途中で受講を中断した場合は補助金が支給されないため注意が必要です。

また、補助金は講座修了後に支給される後払いのため、受講開始時点では全額を自己負担する必要があります。

修了後の手続きを忘れずに行うことがポイントです。

受講後に1年間継続して就業していれば最大70%・上限56万円を支給

リスキリング補助金の最大の特徴は、受講後に一定期間の就業実績があることで支給率が上昇する点です。

講座を修了後、習得したスキルを活かして新たな仕事に就き、1年以上継続して勤務した場合、支給率は最大70％にアップし、受講費用の上限も56万円に引き上げられます。

つまり、受講料が80万円の場合、最終的には最大56万円の支給が可能で、実質自己負担額は24万円まで抑えられます。

これは、スキル習得だけでなく、そのスキルを活かして長期的なキャリア形成を実現するための支援策です。

受講後は継続して就業することで、より大きな補助金が受け取れるため、キャリアアップを本気で目指す方にとって非常にメリットの大きい制度です。

リスキリング補助金対象の動画編集スクールの注意点・デメリット

政府が認可したスクールのみが対象で数多く無い

リスキリング補助金制度は、政府（厚生労働省）が指定・認可したスクールや講座のみを対象としているため、対象となる動画編集スクールはそれほど多くありません。

そのため、スクール選びの際には、まず補助金の対象となっているかどうかを事前にしっかり確認する必要があります。

また、対象スクールが少ないことで、自分に合ったカリキュラムや受講スタイルを選択できる選択肢が限られてしまうというデメリットもあります。

「受講料が安くなる」という理由だけで対象スクールを選ぶのではなく、実際に身につけたいスキルや目的に合致しているかを十分検討することが重要です。

補助金対象講座一覧：https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/reskillprograms/pdf/kouzaichiran.pdf

受給資格・要件を満たしてないと給付されない

リスキリング補助金は誰でも受け取れるわけではなく、受給資格・要件を明確に満たしている必要があります。

具体的には、一定期間以上の雇用保険加入歴（一般的には1年以上または2年以上）が必要で、対象講座を修了すること、さらに受講後の就業条件を満たすことが必須です。

資格や要件を満たしていないと、せっかく受講を完了しても補助金を受けられず、全額自己負担になるリスクがあります。

特に退職後に受講する場合や、雇用保険の加入期間が微妙な場合は、事前にハローワークなどで資格・条件をしっかり確認しておくことが重要です。

給付金は後払いなので受講料は最初に負担する必要がある

リスキリング補助金の最大のデメリットは、給付金が受講後に後払いで支給されるため、受講開始時点では受講費用を全額自分で負担しなければならないことです。

例えば、受講料が50万円の場合、まず全額を支払う必要があります。受講後の申請・審査を経て数ヶ月後に補助金が支給されるため、最初にある程度まとまった資金を準備しておく必要があります。

特に経済的余裕がない方は、自己負担分を事前に確保するか、計画的に支払えるように資金計画を立てておくことが必須です。

受講した講座修了の1ヶ月以内に支給申請を行う

リスキリング補助金を受け取るためには、受講講座を修了後1ヶ月以内にハローワークでの支給申請が必要です。

期間を過ぎてしまうと、受給資格があっても補助金が支給されなくなります。

講座修了後はすぐにスクールから必要書類（修了証明書、領収書など）を発行してもらい、速やかに手続きを進めることが重要です。

スクール側の書類発行や自身の申請書類準備にも時間がかかる場合があるため、余裕を持って手続きを進められるよう、受講終了前から申請準備を進めておくことをおすすめします。

リスキリング補助金が該当しない場合は教育訓練給付金制度がおすすめ

一般教育訓練給付金の支給対象4つの条件

リスキリング補助金の対象講座や条件に合わない場合、次に検討したいのが一般教育訓練給付金制度です。一般教育訓練給付金を受給するための条件は次の4つです。

① 雇用保険の加入期間
初めて受給する場合は受講開始時点で雇用保険加入期間が通算1年以上、2回目以降の場合は前回の受給日から3年以上の加入が必要です。

② 対象講座の受講
厚生労働省が指定する講座を受講し、講座を修了する必要があります。Webマーケティングスクールなども多く指定されています。

③ 講座の修了証明
給付を受けるためには、スクールが定める修了基準を満たし、教育訓練修了証明書を取得することが必須です。

途中で中断すると支給対象外になります。

④ 受講料の支払い完了
受講料を全額支払い済みであることが条件で、支払い証明書または領収書が必要となります。

支払った費用の20％（最大10万円）が給付されます。

一般教育訓練給付金の申請方法・受け取り方

一般教育訓練給付金を受け取る手順は次の通りです。

① 講座修了後、スクールから必要書類を受け取る
講座修了後、スクールから「教育訓練修了証明書」「領収書または支払い証明書」を受け取ります。

② 申請書類を準備する
以下の書類を用意してハローワークに提出します。

• 教育訓練給付金支給申請書（ハローワークで入手）
• 教育訓練修了証明書（スクールが発行）
• 領収書または支払い証明書（スクールが発行）
• 身分証明書（運転免許証やマイナンバーカードなど）
• 雇用保険被保険者証（雇用保険加入期間の確認に必要）
• 給付金振込先の金融機関口座情報（通帳など）

③ ハローワークで申請手続きを行う
講座の修了日の翌日から1ヶ月以内に、これらの書類をハローワークへ提出し申請を行います。

期限を過ぎると給付金が受け取れなくなるので注意が必要です。

④ 給付金の支給を受け取る
申請後約1〜2ヶ月で、受講費用の20％（最大10万円）が指定の銀行口座に振り込まれます。

給付金は後払いであるため、受講料はあらかじめ全額自己負担する必要があります。